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公害Gメン

おはようございます。きのうは暑い一日でした。津などでは30℃を超える真夏日となりました。夕方には雷雲が発達して、津あたりから国道23号線沿いに南下してにわか雨を降らせました。きょうは朝の気温が16℃台ですから、きのうより4℃低く、きのうほどの暑さにはならないようです。

1)公害Gメン

海に垂れ流された硫酸は、生物を殺し死の海に変えていた。全国初の“海の公害犯罪”とされた三重県四日市市の石原産業事件を摘発したのが、当時四日市海上保安部にいた田尻宗昭さんである。1969年のことだった。青い海を汚し、利益のみを優先する企業が許せなかった。脅迫にも負けず、硫酸が滴る工場をはいずり回って硫酸水を流す工程を割り出した。自分の目、耳、足で現場を確認し、海の「公害Gメン」と異名をとった。90年、62歳で肝臓がんで亡くなった。ゆかりの市民や学者が基金を設立し、地道な環境を守る取り組みに「田尻賞」を贈っている。石原産業は、有害物質を含む大量の土壌埋め戻し材「フェロシルト」を不正に処分したとして、元副工場長が逮捕された。こちらは企業の「懲りない体質」が引き継がれてきたのか。フェロシルトは廃硫酸が主な原料。廃液を無害化したリサイクル製品と宣伝していた。ところが埋設地から六価クロムなど基準値を超える有害物質が検出された。

2)またしても

その石原産業。またしても毒ガス「ホスゲン」無届け製造など悪行の数々。これほどのことをしながら会社は存続している。今回の9件の悪行も時効で告発できないという。フェロシルト事件も副工場長がやったとして、会社ぐるみが立証できなかった。よく、自治体などを批判する時に「民間ならとっくに潰れている」というが、この化学メーカーはいくつもの悪行を働いても潰れていない。何かおかしいと思う。「公害は犯罪なんだ」という、39年前の事件が教訓になっていない・・・。

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