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食の安全保障

おはようございます。北西の風がやや強く、ひんやりした朝を迎えました。青空が広がっています。きのうの雨は昼ごろ上がる予想でしたが、昼を過ぎても上がらず、午後1時から2時にかけて11.5mmのやや強い雨が降ってから急速に回復しました。あすから黄金週間の前半が始まりますが、天気は概ね好いようです。

1)中国冷凍餃子

中国から輸入された冷凍餃子から安全基準を上回る有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出された事件が報道されてから、3ヶ月近くになる。原因は闇の中のままだ。近年、日本人の食生活は、家庭における調理が減って、外食をはじめ、中食と呼ばれる調理済み食品や冷凍食品が比重を増している。我が家でも、安全・安心な食を求めて、コメは秋田県大潟村の有機米を買っている。10k5千円を超える上物だ。しかし、忙しさにかまけてスーパーの弁当で昼食を済ますことが多くなった。この弁当の中身の食材はまったく素性がつかめない。アジアからの輸入加工品が多くなって、その原料農水産物の生産過程から加工流通過程まで、消費者には見えない。なかでも中国からの調理済み冷凍食品の輸入は、この10年間で5倍以上になっている。輸入量の増加にかかわらず、検査体制はまったく不備であったことが浮かび上がった。

2)食の安全保障

わが国の食料自給率がカロリーベースで39%しかないことは広く知られている。いまや、外国からの食料の輸入なしに、日本人のお腹は満たされない。先進国の中で極めて低位にある。フランスが130%、米国が119%、ドイツが91%、イギリスが74%などだ。原油の高騰、バイオ燃料の急増、温暖化による旱魃不作などと国際投機資金の流入などで穀物の相場は上がり続けている。また、豪州とのFTA交渉などで日本の農業は崩壊の道を歩んででいるとしか思えない。このままでは、食料貿易の自由化で、一部の輸出産業の短期的利益や安い食料で消費者が利益を得る代わりに、極端な食料自給率の低下による国家安全保障の問題、地域社会の崩壊、窒素過剰による環境や人への健康被害の問題などその代償は余りにも大きい。持続可能な日本のためには、食料の自給は欠かせないことだ・・・。

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