造成地の地盤
おはようございます。霧がかかった朝を迎えました。太陽が見え隠れしています。きょうは昼ごろまでは晴れますが、昼からは次第に曇って夜9時ごろから雨になりそうです。
1)地盤
地震対策で建物の診断、補強の制度は出来ているがその基礎となる地盤の強度、住宅造成地の対策はまったく進んでいない。この地方が大きな地震に襲われたのは、昭和19年12月7日の東南海地震。それからは昨年の4月15日昼ごろ震度5強の三重中部地震だけである。戦後の復興期、高度経済成長期に海が埋め立てられ、山が削られて谷を埋めて宅地造成が行われた。しかし、それから大きな地震に遭っていない。その造成地の地盤等の調査と対策が必要である。阪神大震災では、100箇所以上の造成地が崩落し、西宮市では34人が死亡した。国交省は、06年に「宅地造成等規正法」を改正し、宅地造成に伴う危険地を知事が指定し、宅地の所有者らに災害防止の措置をとらせることが出来るようにした。都道府県と特例市に対し、危険な造成地の調査を進め、対策地を指定するよう求めた。しかし、三重県ではまったく進んでいない。危険指定で住民が混乱を招くことや、調査の結果、造成地が危険で住宅が多いなどの公共性が高ければ、対策工事に国が1/4、県が1/4を補助する仕組みになっているが、後の1/2は所有者が負担することになり、現実的に住民が負担できるのかなど課題が山積している。
2)大明西町、大明東町
鳥羽市で言えば、大明地区が、昭和39年に農林省の加茂干拓事業が完成した。農地として利用する計画であったが、食糧事情が好転して放置されたまま葦が茂る湿地だった。それを開発公社が払い下げを受けて、昭和46年から加茂干拓地総合開発事業として、体育館などの公共施設用地や公営住宅・分譲住宅の造をした。この地盤が今も沈下している。1m以上の沈下もあると聞く。岩盤は深く、30mにも達する。そのため建物は岩盤まで杭を打って、その上に基礎をして建っている。建物の下は沈下で空洞となっているところも多い。なぜ、沈下は収まらないのか?堤防は大丈夫か?など、科学的・専門的知見が必要だ。京都大学防災研究所の地盤研究グループの専門家の知見を得に行こうと思っている・・・。
Posted: 4 月 23rd, 2008 under まさる日記.
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